「地頭がいい」とは?
もくじ
皆さん、「地頭」このワード聞いたことありませんか?
読み方の方は「じあたま」です。学校など教育で与えられるものではなく、その人に
もともと備わっている本来の頭の良さ。博識であることではなく、「論理的に考える力」、
「考えたことを伝える」コミュニケーション能力のことを指す場合が多く見られます。
「地頭がいい人」の特徴とは?

- 論理的に考える力を持っている
- 知識や情報を加工する力を持っている
- 相手の立場になって考えることができる
- 想定外の事態に対処できる

箇条書きで説明してもらえるのは嬉しいけど
ピンポイントで教えて欲しいよ〜!

もやもやくん!初めましてですね!
” ピンポイント ” で教えて欲しい?
それなら論理的思考の部分を説明していくよ♪
論理的に考える力を持っている

論理的思考(ロジカルシンキング)
ロジカルシンキングというフレーズは聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
「物事を体型的に整理して、矛盾や飛躍のない筋道をたてる思考法」です。
” 地頭がいい “と言われる人たちは論理的思考を身に着けています。
業種や役職を問わず、すべての社会人が身に着けて損はないスキルの一つです!
メリット① 問題解決能力の向上

問題解決とは、問題や課題を見つけ原因を分析、解決策を考え実行まで行う。
一連の流れのことを言います。あらゆる業務のベースであり、ビジネスで成果を出すには
問題解決能力は必須のスキルではないでしょうか。
物事を体型的に整理し、因果関係を正しく把握する論理的思考を鍛えれば
問題解決能力も大きく向上し、” 地頭がいい人 “に近づきます。
メリット② プレゼン力、提案力の向上
交渉相手にとって納得度の高い筋道の通った主張ができるようになるため、自身の提案が採用されやすくなります。
メリット③ コミュニケーション能力の向上
コミュニケーション能力は「聴く力」、「伝える力」からなります。
「聴く力」は相手の意見や考えを正確に理解する力で、「伝える力」は自分の意見や考えを
正確に理解してもらえる力です。論理的思考力を鍛えることで両方の能力向上が見込まれます。
論理的思考を鍛えるにはどうしたらいい?
① 言葉を具体的にする
日々の何気ない会話で「抽象的な言葉」を「具体的な言葉」に変える事が
論理的な思考のトレーニングになります。
「早めに提出するようにします!」、「やるべきことに注力して、目標達成します。」
上記のような具体的に何をやるのか、期日はいつなのか?
前者の「早め」の感覚は人によって異なるので普段から使ってしまう場合は注意です
抽象度が高い言葉は、自分の伝えたいことが相手に正しく伝わっていない場合があります。
全ての人が同じイメージができるよう伝えるには、より具体的に言葉を定義する必要があります。
② 本質的な問いを押さえる
論理的に考えるためには、「本質的な問いを押さえる」ことが重要です。
「目の前で片づけている業務は、具体的にどのような課題(=問い)を解決するのか」
常に押さえることを心がけましょう。
「問い」を押さえることができずに、仕事が効率的・効果的に進まない例は多々あります。
「問い」を押さえる2つのコツ
1. 問いを分解する
漠然としている「問い」を分解していきましょう。
具体的な数字まで「例えば」のレベルでいいので書き出していく。
「どのような」、「いつまでに?」、「どの程度?」、「いくらかけて?」
といったように、検討する「問い」を分解していきましょう。
2. 「問い」の背景を確認する
その「問い」はどんな経緯があって、背景にどんな問題意識があって生まれたのかを理解する。
その問題意識を理解することで、作業で押さえるべきポイントを縛る。
背景が分からない場合は問いを出した人に素直に聞くことも○
③ 主張と根拠の骨格を作る
「問い」を押さえたら自分なりの「答え(主張)」ができるようにしましょう。
主張: 「〜だと思う」 根拠: 「なぜならば〜」
主張をくみたてるための、2つのアプローチ方法をご紹介していきます。
1. 演繹法(えんえきほう)
演繹法では、「2つの情報を関連付けて、そこから必然的に導き出す思考法」です。
簡単な例を見てみましょう。
「メリットがデメリットを上回るときにプロジェクトを実施する」・・・ ルール
「投資案件Aは投入する費用や資源を圧倒的に上回る収益になる」・・・観察事項
「投資案件Aは実行するべきだ」・・・導き出される結論
演繹法は「ルール(または一般論)」と「観察事項」、「そして必然的に導き出される結論」
演繹法を身につけるポイントは「一般的なルールの引き出しを増やすこと」
「知識を ” 使える状態 ” にまでしておくこと」この2つは大事なポイントです。

ちょっ、ちょっと難しくて
頭がパンクしちゃうよ!!!

もやもやくん!
一気に理解しようとしなくて大丈夫。
簡単な会話から意識するだけでも思考法は
鍛えていけるから一つずつこなしていこう!
僕も修行中だから安心してね。
2. 帰納法(きのうほう)
帰納法は演繹法とは流れが反対の思考法です。
ルールと観察事項から結論を導くのではなく、観察されるいくつかの事象の共通点に
注目して、ルールまたは無理なく言えそうな結論を導き出すものです。
例えば・・・
「東京都民の平均年収は高い」・・・観察事項1
「神奈川県民の平均年収は高い」・・・観察事項2
「大阪府民の平均年収は高い」・・・観察事項3
⇨「大都市圏の平均年収は高い」・・・(ルール ” 一般論 “)
注意点として、導き出される結論が一つとは限らないことです。
” 思い込みを捨てて、サンプルをしっかり集めること ”
” 経験や事例の幅を増やし、具体的に考える力を身に着けること “

自分の頭でしっかりと考えて
道筋を立てて伝えていく、これって何かに似ているな・・・
あ、ブログを書く という作業と似ているんだ!
もやもやくん!ブログを書いて一緒に鍛えていくしかないね。
まとめ

” 地頭がいい人 ” に近づくために ” 論理的思考力 ” を鍛えましょう!

論理的思考を身につけるためには
毎日ブログや日記を書く、” 文章に慣れる ” ことが大切なんだね!
もやもやを解消したいしストレスを発散する記事でも書こうかな?

それを読んでくれる人が居るかどうかは分からないけど
” 文章に慣れる “ことは大切だと思うよ!
調べた内容をまとめる作業も論理的思考を身につける
訓練になるみたいだし、すぐに取り掛かることができるね!
” 地頭のいい人 “って憧れますよね?
なんでも素早く理解して、問題を解決に導くスーパーマンみたいな存在!
でも、脳は使えば使うほど成長するもの。筋トレと同じで、普段使っていなかった思考回路を
使うのは気が重いですし、かなり負荷がかかると思います。
日々動かしていけば、段々と慣れて軽快になるはずです。
新しい思考回路を育てていく好循環を掴めば、誰でも地頭力を得られるのではないでしょうか。

今回の記事は” 地頭 “に注目してみました。
僕が調べた内容、意外にもたくさん掘り下げて書いている人もいます。
この記事がキッカケで皆さんの脳に少しでも刺激を与えることが出来たなら
物凄く嬉しいです。僕もまだまだです、皆さんと共に成長していきたいです。
たにしっと
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